タコと魚の目の違い
・胼胝(タコ)
足の皮膚が繰り返し刺激を受けることで角質層が厚くなった状態
・鶏眼(魚の目)
タコと同じであるが、鶏眼は角質がくさびがたになり、芯ができるもの。芯が神経を圧迫するため痛みを伴うことが多い
タコ、魚の目できやすい原因
・靴が合わない
・パンプスなどよく履く
・足が変形している(外反母趾など)
・歩く姿勢
・腰痛などによる
・皮膚乾燥によるなど、、、
ウイルス性疣贅(イボ)
・ウイルス性疣贅は通常痛みを伴わず表面を削ると中央に点状出血がみられます。
*タコと魚の目に似ているため鑑別する必要があります!
胼胝・鶏眼・ウイルス性疣贅の治療
・肥厚した角質の除去
・鶏眼は芯の部分を取り、圧痛が取り除かれる
・角質軟化剤を含有した貼付剤は簡便であるためよく使用されるが、糖尿病患者や関節リウマチ患者では二次感染を生じる危険が高くなるので注意が必要!
・ウイルス性疣贅の治療、電気焼灼法や冷凍凝固療法を行うことがあり、皮膚科への受診は必要です!
*糖尿病は神経障害や血流障害と合わさることで、感覚が低下し胼胝(タコ)が厚く硬くなっても痛みがなく、タコの下は潰瘍形成になったり、傷の原因となるため、糖尿病性神経障害や血流障害がある場合は、適切な処置は必要です!!